小型風力 / 購入前の疑問
機械的インターフェース
質量が等しいブレードなら、必ず釣り合ったロータになるのでしょうか?
簡潔な回答
いいえ。ブレードの質量が等しくても、半径方向の質量分布が等しいとは限りません。ロータの釣り合いでは、軸から遠い位置にある質量ほど質量一次モーメントが大きくなります。そのため小形風車のブレード比較には、単に三枚の秤の読みが一致することだけでなく、関係する質量と位置のデータが必要です。
適切なモーメントを比較する
総質量 m が半径方向の質量中心 r にあるとした単純化したブレードでは、質量一次モーメントは mr で、単位は kg m です。中心が 0.8 m と 0.9 m にある仮想的な 10 kg のブレードは、それぞれ 8 と 9 kg m 寄与します。総質量は一致しますが、半径方向の寄与は異なります。組立体全体では、実際の角度位置と、軸の中心線に対する一貫した基準も必要です。
質量モーメントと慣性を混同しない
質量一次モーメントは、偏心した質量の寄与のベクトル和に関係します。回転慣性は距離の二乗で重み付けし、加速という別の問題に答える量です。どちらの量だけでも、空力的な対称性、ピッチ、構造健全性は確認できません。ブレードが文書化された質量合わせ基準に適合していても、ロータ全体での他の確認が必要な場合があります。受入文書一式には、その合わせに関する記述がどの特性を対象とするか、正確に示すべきです。
釣り合いに関係するブレード比較を求める
個別の質量、半径方向の質量中心、測定した静的モーメント、または別の指定量のどれでセットの組合せを管理するのか、ブレード設計者に確認してください。各結果で同じ根元/軸基準を使い、付属部品を含めることを求めます。NASA は質量で重み付けする重心の考え方を裏付けますが、MARSTON ブレードの許容差は示していません。この例を根拠に現場で重りを追加したり、異なる改訂のブレードを混用したりしないでください。判断の目的は、提出された質量データが、記載されたロータ釣り合い評価を裏付けられるかどうかです。セット比較では、質量と位置の測定不確かさを保持すべきです。粗い位置データから計算したモーメントが近くても、測定証拠で識別できる範囲を超える厳密な釣り合いは立証できません。
参考資料
例は説明用です。機種固有の性能、適合性、供給範囲は、適用される資料で確認してください。