停止中の風力タワーでも風による振動を受けますか?

小型風力 / 購入前の疑問

構造・土木工事

停止中の風力タワーでも風による振動を受けますか?

簡潔な回答

はい。タワー周囲の気流は、ローターが停止中でも、ローターがなくても、流れを横切る方向の変動力を生じさせます。条件が整うと、渦放出と構造モードの相互作用によって無視できない振動が起きる場合があります。したがって、発電を止めても、支持構造への全ての空力加振が自動的になくなるわけではありません。

タワー加振とローター次数を区別する

ローターに関係する加振は回転速度に追従します。タワーの渦放出は支持構造の形状を回る気流と、構造の動きとの相互作用に関連します。したがって、通常のローター次数による説明がないという理由だけで、停止中の振動を問題なしと扱ってはいけません。

タワーの直径、テーパー、表面状態、風へのさらされ方、モード特性が評価に影響します。単一の普遍的な風速帯を、異なるタワー間でそのまま使うことはできません。

据付時の構成も確認する

タワー単体、部分的に組み立てたタービン、完成した停止中の組立体では、質量、剛性、減衰が異なる場合があります。そのため、完成後の運転システムを支配しない条件でも、施工段階には振動しやすい場合があります。

風力タワーに関する一次研究では、これらの構成が渦励振に関係することが示されています。ただし、特定の小型タービンに、研究対象構造物と同じ振幅や振動数が生じると証明するものではありません。

必要な設計資料と現場の証拠を定める

タワー評価に該当する停止時および建方時の条件が含まれるか、どの構成や仮設拘束を想定しているかを確認します。動きが観察された場合は、風向、機器の状態、動く方向、信頼できる測定記録を担当技術者に提供してください。

仮説を試すためにブレーキを解除したり、ローターを回したり、即席のダンパーを追加したりしないでください。構造の審査担当者が、支持構造の適合性が維持されているか、どのような管理下の調査や設計に基づく対策が必要かを判断すべきです。MARSTONプロジェクトでは、実際の第三者製タワーの形状と据付方法が不可欠な入力条件です。ローター停止だけでは構造応答の完全な判定基準にはなりません。

参考資料

例は説明用です。機種固有の性能、適合性、供給範囲は、適用される資料で確認してください。