小型風力 / 購入前の疑問
構造・土木工事
起倒式タワーの基礎に、引起こし中は異なる力が作用することがあるのはなぜですか?
簡潔な回答
引起こし中は、変化する形状を通じて重力と吊上げ力が作用し、タワー基部は最終的な支持状態ではなくヒンジとして働く場合があります。それらのベクトルの釣合いにより、直立運転時の荷重とは大きく異なる施工時反力が生じることがあります。そのため基礎には、完成タワーの風荷重一式だけでなく、建方設計者が示す実際の反力が必要です。
重力の腕の長さの変化を追う
組立体が傾いていると、重心がヒンジから水平方向にずれることがあります。これにより、角度とともに変わる重力モーメントが生じます。吊上げ系は、自身の形状を通じて釣り合う作用を与えます。
必要な力は、タワー全重量だけではなく、作用線とてこの腕の長さに依存します。ある角度で有利な力になっていても、動作全体で適切であることを示すものではありません。
ヒンジの局部的な荷重伝達経路を確認する
基部には、水平・鉛直方向の作用と接合部の局部作用が組み合わさって生じる場合があります。これらはピン、プレート、アンカー、または他の明示された部品を通ってコンクリートと地盤へ伝わらなければなりません。最終的なグラウト充填済み、または完全拘束されたタワーの詳細は、この仮設状態を表していない場合があります。
仮設の吊上げ取付部も、通常運転時にはない局部作用を生じさせることがあります。完成時の転倒に抵抗する基礎が、すべての施工時反力に対して自動的に検証済みになるわけではありません。
各段階に対応した、検討済みの評価を得る
設置設計の責任者は、関連する力の包絡値、または段階ごとに同時に作用するケース、基準点、構成を提示する必要があります。その後、基礎とタワーの評価担当者が建方前に取り合いを確認します。
この説明は、引起こし手順、機器の選定、起倒式配置を用いる許可を提供するものではありません。Bergey のマニュアルは、形状が管理されたメーカー固有の系を示すもので、その力と作業順序は MARSTON 機器に流用できません。まず、選定したタービンとタワーが、提案する建方方法を実際に想定しているか確認してください。
参考資料
例は説明用です。機種固有の性能、適合性、供給範囲は、適用される資料で確認してください。