小型風力 / 購入前の疑問
電気システムの構成
タワーの接地極があれば、風力機器の保護ボンディングは不要ですか?
簡潔な回答
いいえ。接地極と保護ボンディングは、保護設計の異なる部分を担います。タワーに接地極があるだけでは、機器の露出導電部が正しく結合されていることは証明できません。
インターフェースの判断を理解する
保護ボンディングは、関係する導電部を設計した故障保護の構成につなぎます。接地極は、所定の条件で設備を大地につなぎます。雷、故障電流、サージ制御の目的を協調させる必要はありますが、見える接地棒だけでは必要な導体と端末がすべてあるとは分かりません。
保護の判断は、実際の接地方式、利用可能な故障エネルギー、機器の指示に依存します。以下は担当の電気設計者に必要なレビュー入力として扱ってください。装置の名称だけでは、協調した適合設備であることは確認できません。
レビュー記録に必要な情報を整理する
以下の情報をプロジェクト専用の確認表に記録してください。各項目について、文書、改訂番号、不確実な点を解決する責任者を示します。
- タワー、筐体、露出部の保護ボンディング要件. 正確な構成と、その根拠となる文書を特定してください。
- 接地構成全体と接地極の設計. 設計上の前提をプロジェクト記録で確認できるようにしてください。
- 関係するボンディング経路の導通と接続の根拠. 担当の確認者を明示し、不足情報を解決してください。
- 電気設計が対象とする雷保護・サージ保護のインターフェース. 受入れ時にこの項目をどう検証するかを定めてください。
受入れの範囲を定義する
承認された接地・ボンディング文書と指定された検証に基づいて設備を受け入れます。単一の接地極の抵抗測定を、保護ボンディング網全体の導通根拠に置き換えてはいけません。測定の目的が異なります。
引渡し図には、ボンディング導体と端末位置を明記してください。タワー供給者、電気工事担当者、変換器設置担当者の範囲が分かれ、インターフェースが未解決になり得る場合に特に役立ちます。
参考資料
例は説明用です。機種固有の性能、適合性、供給範囲は、適用される資料で確認してください。