小型風力 / 購入前の疑問
機械的インターフェース
軸の端面振れと半径方向の振れは同じ測定ですか?
簡潔な回答
いいえ。半径方向の振れは円筒面での変動に関係し、端面振れは部品が基準軸線の周りを回転するときの端面上の軸方向変動に関係します。それぞれ継手や軸受の異なる関係に影響するため、風力駆動系の図面で両方が求められる場合があります。
指示計の方向を対象部位に合わせる
半径方向の観測は、指定ジャーナルで軸線に向かう、または軸線から離れる方向に行います。端面の観測は、端面上の指定半径で軸方向に行います。端面を測る半径を変えると、傾きによる結果が変わる場合があります。したがって、「振れ0.1 mm」という記載は、合格限度を検討する以前に、部位、基準、測定方向、位置がなければ不完全です。
結果を組立の判断に結び付ける
中心が合った円筒インローを持つ継手ハブでも、接合端面が傾いている場合があります。逆に、直角な端面と偏心したインローが併存する場合もあります。前者は端面接触や角度方向の整列を乱し、後者は半径方向の心出しをずらす可能性があります。どちらの読み取りも単独では軸同士が正しく整列している証拠になりません。相手機械の軸線と取り付け状態での支持条件も比較に関わるためです。
必要に応じて別々の幾何検査を求める
部品の位置を決める端面と円筒面はどれか、それぞれにどの図面管理が適用されるかを機器供給者に確認してください。半径方向の合格判定を端面の合格判定に代用せず、それぞれに指定された基準に対して結果を比較します。NSKは軸受の組込みで肩の直角度と軸・ハウジングの精度を重視しますが、MARSTONの振れ限度を指定するものではありません。端面の読み取りが不確かな場合は、継手の整列を未文書化のまま変更したり接合面を加工したりせず、検査の設置条件を明確にする必要があります。端面振れの比較では、基準軸線が変わらなくても測定した半径方向位置を保持してください。中心に近い位置で測ると、端面の実際の向きは改善しなくても、傾きによる読み取り値を減らせる場合があります。
参考資料
例は説明用です。機種固有の性能、適合性、供給範囲は、適用される資料で確認してください。