小型風力 / 購入前の疑問
機械的インターフェース
自動調心軸受があればハウジングの芯出しは不要ですか?
簡潔な回答
いいえ。自動調心は、メーカーが定めた条件内で、軸受内部の指定された角度関係を許容します。シール、継手、隣接軸受の芯を自動的に合わせるものではありません。したがって、文書化された設計に自動調心軸受が含まれていても、小型風力発電機ではハウジングの正確な芯出しが必要な場合があります。
調心の自由度がある位置を確認する
軸受の形状によって、内部の組立体が外輪に対して向きを変えられる場合があります。これは、ハウジングの中心を動かしたり、二つの軸支持間の平行な芯ずれを修正したりすることとは異なります。自動調心軸受だけで、つながるすべての部品を配置し直すことはできません。許容角変位も、特定の軸受、荷重、周辺形状によって決まるため、名称だけで無制限の組立許容差を設定することはできません。
残る拘束を確認する
シールリップ、すきまの小さいカバー、剛結された継手は、軸受自体よりも許容角変位が小さい場合があります。また、二つの支持部が一体として軸を拘束する形態は、どちらか一つの軸受だけを見ても分からないことがあります。したがって、芯出しの検討では、内部での吸収と、軸系全体の軸線や隣接部のすきまを区別する必要があります。軸受単体の能力が、そのまま組立機械の限界許容値になるわけではありません。
システム全体の芯出し限界を確認する
実際の軸受呼び番号、許容される内部の傾き、シール、カバー、継手、支持配置が課すより厳しい制約を求めます。NSKは自動調心軸受の形状を説明していますが、その一般的な特性からMARSTONの部品選択が確定するわけではありません。判断すべきなのは、接合部全体で予測される移動を許容できるかどうかです。「自動調心」という言葉を理由に図面要件を免除したり、機械に任意のシムを入れたり、接続する全部品について設備設計者が評価せずにハウジングの芯ずれを容認したりしてはいけません。隣接する軸受やシールが角度上の支配的な制約になる場合があります。したがって設備図面では、据付担当者に個々の部品の許容傾きの最大値を選ばせるのではなく、組立許容値を明記する必要があります。
参考資料
例は説明用です。機種固有の性能、適合性、供給範囲は、適用される資料で確認してください。