ソリューション / エンジニアリングガイド
10 kWと20 kW風車:電気機器の供給構成の検討
10 kWから20 kWに変えると定格出力は変わりますが、プロジェクトでは実際の電気機器の構成も確定する必要があります。既設のコントローラー、コンバーター、現地接続を再利用できると考える前に、各候補の機器とインターフェースを特定して、FD7.5-10KWとFD10-20KWを比較してください。
風車から接続点までの経路全体を比較してください。
電気系の検討では、発電機側の入力、制御の責任分担、供給出力の要件を明記する必要があります。系統電圧が一致しても、反対側の機器が交換可能とは限りません。
01 / 確認済みの事項
確認済みの形状と、電気系の仮定を分けてください。
FD7.5-10KWは定格10 kW、ローター直径7.5 mです。FD10-20KWは定格20 kW、ローター直径10 mです。
FD7.5-10KWは定格10 kW、ローター直径7.5 mです。FD10-20KWは定格20 kW、ローター直径10 mです。いずれも電動ヨーとGFRPブレードを採用しています。両機種とも耐熱銅線の使用は確認済みですが、具体的な耐熱等級または絶縁等級は確認待ちです。
比較表には、確認済みの出力、直径、材質と、それらから算出したローター円板面積を記載しています。発電機の電圧、電流、回転速度、コントローラー定格、共通のコンバーター仕様は記載していません。それらの数値には、提案する各電気構成に適用する資料が必要です。
02 / 二つの境界
発電機からの入力と、供給する出力を分けて特定してください。
各候補について、発電機側の情報シートと出力接続のシートを用意してください。
各候補について、発電機側の情報シートと出力接続のシートを用意してください。電源の性質、適用する電気的範囲、各定格が示す条件を特定してください。出力側では、回路構成を決めつけず、予定する系統、自立供給、その他の実際のインターフェースを定義してください。
DOEの 分散型風力発電の解説 は、接続先システムとの関係で発電を説明しています。購入の検討では、 発電機データ をコンバーター出力定格と区別し、現場側の値を誤った欄に転記しないようにしてください。
03 / 制御の役割
提案された供給構成の間で何が変わるかを確認してください。
各案について、コントローラー、変換機器、その他の特定済み機器を一覧にしてください。
各案について、コントローラー、変換機器、その他の特定済み機器を一覧にしてください。風車運転の監視、指令の受信、必要な状態の報告を、どの機器が担う提案なのか記録してください。すべてのコントローラーが同じ機能を持つと考えず、要求機能への回答を求めてください。
機器が備える能力と、現場で求める動作を区別してください。MPPT、ダンプ負荷への電力処理、通信、保護、自立供給の機能は、要求がある場合、実際の提案について確認する必要があります。このガイドは、現行の10および20 kW機に共通のアルゴリズムや制御構成全体を規定していません。
04 / 再利用の判断
実際の既設機器を評価してください。
既設のコントローラー、コンバーター、接続設備がある場合は、型式、製造番号またはバージョン、定格、インターフェース資料を提示してください。
既設のコントローラー、コンバーター、接続設備がある場合は、型式、製造番号またはバージョン、定格、インターフェース資料を提示してください。新たな候補と資料を照合してください。以前の10 kW用機器は、筐体やコネクターが合いそうという理由だけでFD10-20KWへの使用が承認されるわけではありません。
各機器を、継続使用、条件付き、交換、未解決に分類した再利用表を使ってください。その状態の根拠となる裏付けと、確認責任者を記録してください。 コンバーターの個別問い合わせ では、提案するどの機器も自動的に適合するという前提を置かずに、交換範囲を検討できます。
05 / 現地での受入条件
接続先が実際に受け入れられる容量を確認してください。
両候補について、需要が発生する時間帯と現地の接続計画を提示してください。
両候補について、需要が発生する時間帯と現地の接続計画を提示してください。系統運用者やプロジェクト設計者から得た実際の制限や要件を特定してください。機器容量、承認済みの逆潮流、現地で使う電力量は、別々の記録です。
適用可能な性能の裏付けがある場合は、風況と負荷の入力条件をそろえて、受け入れ可能な電力量を比較してください。出力抑制と未解決の接続制約を明示してください。提案する電気的な接続先が受け入れられない出力を、大型機の有効な電力として計上してはいけません。
06 / 調達範囲
両候補について、同じ範囲全体で見積もりを求めてください。
FD7.5-10KWとFD10-20KWについて、含むものと含まないものを明記した機器一覧を個別に求めてください。
FD7.5-10KWとFD10-20KWについて、含むものと含まないものを明記した機器一覧を個別に求めてください。インターフェース、適用資料、据付責任、予定する検証を含めてください。顧客支給機器を明示し、二つの価格が比較可能な範囲を表すようにしてください。
確認できている機器記録、接続要件、再利用表を、機種の問い合わせと一緒に送ってください。MARSTONは、風車、コントローラー、コンバーターの供給を個別に協議できますが、実際の定格と互換性は合意が必要です。ここでは、標準パッケージ、在庫販売、すべてのインターフェースへの互換性を示していません。
次の資料も確認してください: 20 kWと30 kW風車:段階的な拡張の検討.
次の資料も確認してください: 風力発電用コンバーター供給:購入範囲の明確化.
次の資料も確認してください: 風力タービンのコントローラー供給:個別問い合わせの準備.
一般的な背景情報: DOE:分散型風力発電システムの接続に関する解説。これらの参考資料は業界の考え方を説明するものであり、適用するMARSTONの製品資料やプロジェクト資料とは別のものです。
確認済みの仕様を比較してください。
出力、ローター直径、ヨー方式、ブレード材質は確認済みです。円形のローター円板面積は、公称直径からA = π × D² / 4で計算しています。電気出力や地上の占有面積を示す値ではありません。
| 仕様項目 | FD7.5-10KW | FD10-20KW |
|---|---|---|
| 定格出力 | 10 kW | 20 kW |
| ローター直径 | 7.5 m | 10 m |
| 円板の幾何学的面積 | 44.2 m² | 78.5 m² |
| ヨー方式 | 電動ヨー | 電動ヨー |
| ブレード材質 | GFRP | GFRP |
技術検討上の質問。
両機種の発電機電圧は同じですか?
ここでは、共通の電圧は定めていません。提案する各構成に適用する発電機側の資料を入手してください。
10または20 kWという出力だけでコンバーターを選べますか?
選定には、入力特性、出力要件、運転条件、制御インターフェースも必要です。
出力電圧が共通なら、交換可能だと証明できますか?
それが示すのは一つの境界だけです。発電機側の入力、機能、その他の制限も、実際の機器と適合する必要があります。
既設の10 kWコントローラーを20 kWに使い続けられますか?
機器の識別情報と資料を提示し、検討を受けてください。このガイドは、外観、コネクター、以前の据付を根拠に再利用を承認するものではありません。
大型の機種なら、受け入れ可能な電力量は必ず増えますか?
実際のサイトで適用される性能と受入制約を比較してください。定格出力の増加だけでは、有効な電力量は定量化できません。
二つの提案には何を示すべきですか?
個別の機器一覧、含まれる資料、顧客支給品、確認済みのインターフェース、責任分担、未解決の互換性の質問です。
技術的なお問い合わせ
プロジェクト情報を用意してご相談ください。
10 kWから20 kWに変えると定格出力は変わりますが、プロジェクトでは実際の電気機器の構成も確定する必要があります。技術見積もりで確認したい機器の範囲と、お手元の情報を共有してください。